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十数年ぶりに、新しく出来た劇場で、旧作時代劇を続けて見ました。
ところは、東京は古本屋街のど真ん中、神保町シアター。吉本と小学館の共同経営。
キャパは99席。しかし画面はデカク見やすい。入りは、10名などという時もあり
もはや、この手の時代物の劇場公開は、無理無謀。採算度外視なのだろう。
時代が変わったのでしょう。映画は変わったが、最も変わったのが、観客が
男性から女性になったのだ。男女均等なんたらが、女性の地位向上や社会的な進出を
もたらしたが、男尊女卑の封建制を描く、時代劇映画は、絶滅寸前だろう。
単に、映画が、自分の好みのものをやらなくなっただけ、なのかもしれないが。
日活伊藤大輔監督片岡千恵蔵「宮本武蔵決闘般若坂」
大映稲垣浩監督阪東妻三郎「江戸最後の日」と「狼火は上海に揚る」
阪妻の勝海舟が良かった。以前にも見ていたが、ようやく判る年齢になったのか
阪妻映画としては、赤垣源蔵と同じくらいに良かった。
狼火は、例のFCのロシア発見もの。あたまの一巻が見つからないので、タイトル
クレジットなしの、昔なつかしの、途中上映。期待はずれ、といってもいい。
同じく決闘般若坂も、月形宍戸梅軒との対決があっけないので、内田真剣勝負の方へ
軍配を上げたくなる。タイトルは、「宮本武蔵決闘般若坂」とあったが、古老の話では
当初は、「決闘般若坂」で公開。現存するは、タイトルを変更した戦後再映新版のようだ。
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