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読んだ本
『偽りの民主主義 GHQ・映画・歌舞伎の戦後秘史』浜野保樹(角川書店)
『戦中・占領下のマスコミ 松浦総三の仕事2』松浦総三(大月書店)
『日本映画史2 1941-1959』佐藤忠男(岩波書店)
『占領されたスクリーン わが戦後史』岩崎昶(新日本出版社)
『戦争と映画 戦時中と占領下の日本映画史』清水晶(社会思想社)
『帝国の銀幕 十五年戦争と日本映画』ピーター B.ハーイ(名古屋大学出版会)
『大東亜戦争と日本映画 立見の戦中映画論』櫻本富雄(青木書店)
『戦時下の日本映画 人々は国策映画を観たか』古川隆久(吉川弘文館)
『戦中映画・私記』飯島正(エムジー出版)
所謂“チャンバラ禁止令”についての調査。
CIE(民間情報教育局)のデビッド・コンデがリスト作成したという
236本の“反民主主義映画”とは何であったか?
松浦著『戦中・占領下のマスコミ』では、
『肉弾特攻隊』『英国崩るるの日』『あの旗を撃て』『乃木将軍』『剣光桜吹雪』『誓いの港』(以上『警察に関する連合国指令集』終戦連絡中央事務局 からの転載)
『清水港』『宮本武蔵』『雪之丞変化』『血煙高田の馬場』『恋山彦』『伊達大評定』『織田信長』『宮本武蔵大会』『海援隊』『江戸最後の日』『水戸黄門廻国記』『大菩薩峠 甲源一刀流』『鞍馬天狗』『決闘般若坂』『二刀流開眼』『富士に立つ影』『姿三四郎』
を挙げている。
鶴見俊輔「戦後の大衆文化」(『講座日本映画4 戦争と日本映画』所収)では、
上記を転載した上に、
『磯川平助功名噺』『虎の尾を踏む男達』『桃太郎の海鷲』『桃太郎海の神兵』『ハワイ・マレー沖海戦』
を追記している。
清水著『戦争と映画』では、製作会社別に
日活 『薩摩の密使』以下 四十八編
松竹 『宮本武蔵』以下五十三編
東宝 『日本剣豪伝』以下五十一編
大映 『紅顔鼓笛隊』以下六十二編
日映 『轟沈』以下十一編
その他『陸鷲誕生』以下六編
合計二百三十一編 としている。
平野共余子著『天皇と接吻 アメリカ占領下の日本映画検閲』(草思社)では、
『虎の尾を踏む男達』『乞食大将』がリストに含まれていたが、
東宝・大映の要請により占領終結前に封切公開されたことを指摘している。
文献資料で調査できたのは、今のところここまで。
最近ネット検索できるようになった
国会図書館の“日本占領関係資料”の中に、
『日本占領期における非軍事活動史「GHQ正史」』(マイクロ資料)というものがあり、
その日本語訳版が憲政資料室で閲覧できるようである。
ネット検索では、これ以上のことはわからない。
『警察に関する連合国指令集』、これは入手閲覧できるか?
『日本映画史叢書 占領下の映画―解放と検閲』は、まだ図書館に入らず。
今回の調査を思い立ったきっかけはこの本。
この上映を禁止された236本の“反民主主義映画”の
全容を記した文献はないのだろうか?
買った本
『映画論叢 20号』(国書刊行会)
・・・この本いつ出るのか、いつもわからない。
瀬川昌治監督の連載は次号から。
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